WMQ/ 構成要素

■構成要素
+メッセージ
 アプリ間で受け渡すデータ
MQオブジェクト
 MQを使用する際の管理対象
 -キューマネージャー
 -キュー
 -チャンネル
 -プロセス定義
 -名前リスト
 -リスナー
 -認証情報オブジェクト
 -管理トピック・オブジェクト
 -サービス(WebSphere MQ for z/OS 除く)
 -キュー共用グループ(WebSphere MQ for z/OS のみ)
 -ストレージ・クラス(WebSphere MQ for z/OS のみ)
 管理人はミューマネージャー。


■メッセージ
キューを介してプログラム(プロセス)間で渡されるデータ。
MQMD(メッセージ・ヘッダー)とアプリケーション・データ(ユーザー・データ)から成る。

□メッセージ・ヘッダー
以下等の情報が定義されたメッセージ記述子(MQMD)。
 -メッセージタイプ
 -メッセージID/相関ID
 -Reply-Toキュー名
 -メッセージの永続性
 -メッセージの優先順位
 -コンテキスト(発行元の情報)

□ユーザー・データ
任意のデータ。
全て文字列の場合は、パラメータの指定のみで文字コード変換できる。
バイナリデータ混合の場合は、EXITを作成して文字コードを変換できる。

□メッセージタイプ
-データグラム
 リプライを要さない一方向のメッセージ。
-リクエスト
 リプライを必要とするメッセージ。
 通常ReplyToQ、ReplyToQMgrフィールドに
 リプライメッセージの宛先を指定する。
-リプライ
 リクエストに対する応答メッセージ。
 通常、相関IDでリクエストとリプライを関連付ける。
-レポート
 MQの機能で、例外情報などの通知メッセージを送信できる。


■キュー・マネージャー
キューイング・サービスをアプリに提供し、MQオブジェクトの管理役。
1システムに複数QMgr(キューマネージャ)の配置も可。

□主な役割:
-アプリ発行のMQIを受け取り、メッセージを指定のキューに書き込む。
 ※失敗時は、理由コードと一緒にアプリに通知。
-受け取ったコマンドに応じてオブジェクトの属性を変更する。
-トリガー・イベント等の特殊イベントを生成する。
-オブジェクトの権限をチェックする。

□主な属性:
-CCSID(文字コード)
-最大メッセージ長
-デフォルト・デッドレターキュー名
-デフォルト・トランスミッションキュー名

□リモートとローカル
+アプリが接続されているQMgrは、
 そのアプリに対して、ローカルQMgrである。
 ローカルQMgrが属するシステムをローカルシステムと呼ぶ。
+リモートQMgrは、ローカルQMgr以外の任意のQMgrのこと。
 リモートQMgrが存在するシステムをリモートシステムと呼ぶ。


■キュー
アプリからのメッセージを保持するための仕組み。

□キューの種類
-ローカルキュー
 メッセージを実際に格納できるキュー。
-リモートキュー
 実体のないキュー。
-別名キュー
-モデルキュー

□ローカルキュー
アプリが接続されているQMgrに属するキュー。
属性:
-最大メッセージ数
-現行メッセージ数
-GETの可否
-PUTの可否
-デフォルト優先順位
-デフォルトメッセージの永続性

□リモートキュー
他のQMgrに属するキュー。

□別名キュー
アプリは、別名キューで間接的にキューを参照することで、キューへアクセスできる。
別名キュー名がMQI呼び出しで使われると、その名は実行時にローカルキューかリモートキュー名として解釈される。

□モデルキュー
動的キュー作成のテンプレート。
動的キューの種類:
+一時キュー
 アプリやキュー管理プログラム再始動すると消滅する。
+永続キュー
 アプリやキュー管理プログラム再始動しても存続する。

□特殊な目的を持つローカルキュー
*トランスミッションキュー
 リモートQMgr宛のメッセージを一時的に保管する転送用のキュー。
*イニシエーションキュー
 トリガリング機能を使用する際に、
 QMgrによってトリガー・メッセージが書き出されるキュー。
*デッドレターキュー
 QMgrやMCA等から配布不可能なメッセージが書き出されるキュー。
 別名は、送達不能キュー。
*システムコマンドキュー
 MQの管理コマンドを受け付けるためのキュー。
 ※ MQSeries for VSE/ESAでは、未サポート。
 ※ WebSphere MQ for z/OSでは、SYSTEM.COMMAND.INPUTゆう名前で、
  受け付けられるコマンド形式MQSCコマンド。
*システムデフォルトキュー
 キューのパラメータのデフォルト値を持つキュー。


■チャンネル
あるQMgrと別のQMgrを結ぶ通信パスを提供するオブジェクトで、
分散メッセージ・キューイングで使用される。
通信プロトコルをアプリから隠蔽するのが役割。


■プロセス定義
QMgr上のトリガー・イベントに応答して開始されるアプリを定義するもの。
主な属性:
-アプリID
-アプリタイプ
-アプリ特有のデータ
-環境情報


■名前リスト
他種のMQオブジェクト名のリストを提供するもの。
アプリで複数の宛先に対してメッセージ送出する時に使用。


■リスナーオブジェクト
ネットワーク要求を受け取るプロセスで、関連付けられたチャンネルを始動する役割。
runmqlsr制御コマンドで始動する。


■サービスオブジェクト
QMgrが開始/停止時に実行するプログラムを定義するオブジェクト。
ServerServiceObjectとCommandServiceObjectがある。


■管理トピック・オブジェクト
Pub/Subでパブリッシュされる情報のサブジェクトを記述する文字ストリングのこと。


■認証情報オブジェクト
WebSphere MQのSecure Sockets Layer (SSL)セキュリティサポートの一部。



ref:
MQ設計虎の巻: 第2回「WebSphere MQの特長と主な機能(後編)」
http://www.ibm.com/developerworks/jp/websphere/library/wmq/toranomaki/2.html

tag : MQ WebSphere

2009-05-25 00:44 : __j2ee__jms : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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