[会計] 偶発債務 (Contingency Liability)

債務の保証
=主たる債務者が債務の返済をできない場合に、その債務の返済を引き受けること
=誰かの保証人になる

債務の保証は 簿記上の取引ではない=債務の保証自体に関する仕分けは行わない
ただし、
債務の保証を行うことによって 「偶発債務」 (Contingency Liability) が発生する

例えば、
借金してる人:人物A
人物Aの保証人:自分

人物Aが自分の借金を返せなくなった時、自分が代わりに当該債務を返済しないとならない
=現在はまだ債務ではないが、将来の一定の事実が発生した場合に現実となる債務
偶発債務

簿記的には、
偶発債務を 「保証債務」 (貸方/Cr) および 「保証債務見返」 (借方/Dr.) という対照勘定で処理する。


具体的には、

①債務保証の契約時: 人物Aの債務 $1000 について保証人になった
→契約時に、債務の保証に関する偶発債務対照勘定で備忘記録する。

Dr. 保証債務見返 $1000
Cr. 保証債務 $1000

※ 「保証債務」は"債務"が付くから負債の貸方
※ 借方はその相手科目なので"見返"が付く

②主たる債務者が返済した時: 人物Aが自力で負債を返済した。
→主たる債務者が無地債務を返済した場合は、偶発債務が消滅するから備忘記録で消去する。

Dr. 保証債務 $1000
Cr. 保証債務見返 $1000

③主たる債務者が返済不能になった時: 人物Aが返済不能になった為に負債を肩代わりして返済した。
→代理返済した場合、後に人物Aに対してその代金を請求できる為、人物Aに対する債権を「未収金」などで処理する。
 プラス、偶発債務の消滅に伴い備忘記録を消去する。

Dr. 未収金 $1000
Dr.保証債務 $1000
Cr.現金 $1000
Cr.保証債務見返 $1000

未収金の他に貸付金や立替金で処理することも有り


ref.
いぬ簿記
http://inuboki.com/2kyuu_syoubo/chapter3-2.html

tag : 偶発債務 Contingency_Lability 保証 保証債務 未収金 保証債務見返 対照勘定

2015-05-19 19:06 : 会計 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
コメントの投稿
非公開コメント

« next  ホーム  prev »

search

ad



counter


tag cloud

category cloud